外気温5度以下または、50度以上の場合は粘着異常等の不具合が起こるので作業を行いません。降雪、降雨が予想される場合は養生を行い、十分乾燥したことが確認できる別日に日程を調整し直します。
下地が十分に乾燥しているかを確認し、ゴミや、既存のシールなどによる接着不良を防ぐため念入りに清掃をします。
外装材表面化化粧の剥離やテープ粘着剤残りがないように外装材に合せてマスキングテープを選定します。マスキングテープを貼る際には、被着面にテープがくいこまないように注意しながら貼り付けます。
プライマーは、塗り残しのないよう均一に確実に塗布することが重要です。被着面以外には、プライマーが付着しないように注意します。その日の内にシーリング可能な範囲を作業し、塗布後30分以上6時間以内にシーリング材の充填を終了します。
塗装品には、無塗装品(または素板)は仕上げ塗装色を確認の上、その塗装色に色合わせされた専用シーリング材を使用します。
シーリング材の伸縮追従性を確保するため、3面接着を防止できる専用ハット型ジョイナーを使用し、ボンドブレーカー(剥離テープ)付きハット型ジョイナーを使用し、正しく施工します。開口部、軒天部など他部材との取合い部の目地には、バックアップ材を装填して、3面接着を防止します。
施工目地幅よりはみ出したシーリング剤や表面に付着したシーリング剤が放置されないよう清掃を行い、完全除去します。全行程を再検査し汚れや拭き忘れのないよう仕上げます。